昨日、瀬戸内寂聴さんが亡くなりましたが、地元の県にある大学の名誉学長をされました。同県の永平寺、その頃は、宮崎貫主101歳と寂聴さんの談話がありました。
寂聴さんの話で覚えている言葉は、「学問は知識、仏教は、智慧」と言われたのが、おもいだされました。
ついでに、
現代でも、よく使う言葉で刹那があります。
「刀を振り下ろした、その刹那に」
こんなふうに使ってます。
では、刹那の意味ですが、
前後をわきまえず、その時々の感情だけで生きていこうとする考えを「刹那主義」とありますが、
これは、仏教語なんですね。
極めて短い時間、瞬間のことを言います。
昔読んだ経本に、念頃と言う言葉があります。時間を刻んだ事からきています。
振り子の一振りを七十五に分割するその一瞬が刹那です。その刹那は、サンスクリット語で念頃と言うそうです。
信念がはじまるまでの時間の長さです。
人はそうして時を決めてきたのですね。(kind smile)